いまハワイでシルクドソレイユの「サルティンバンコ」が公演中です。
火曜日に友達と行ってきました。
シルクドソレイユは1980年代にカナダのケベック州で生まれたサーカス集団。「サルティンバンコ」は「ベンチに飛び乗る」という意味のイタリア語”saltare in banco”から来たもので、カラフルなイタリアの大都市を舞台に、そこに住む人々の多様性と類似性、活気溢れる大通り、そびえ立つ高層ビルなど、都会における様々な体験を寓話的且つアクロバティックに表現した演目です。かなり歴史のある演目で20年以上やっているのだとか。日本でも2000年から2001年まで公演していたようです。
私は今年の夏にフロリダのダウンタウンディズニーで初めてラ・ヌーバを見て以来、すっかりシルクドソレイユのファンになってしまいました。
シルクドソレイユのすごいところは、ショーの間、常に舞台全体がひとつの絵になっていること。例えば、ひとりの演者が舞台の中心でジャグリングをしているとき、たとえ全観客の視線がジャグラーに注がれていても、はじっこで他の登場人物も演技をしていて、舞台全体でひとつのストーリーを語っています。ただ単調に芸を見せるだけでなく、それを物語に仕立てて観客を惹きつけるのがシルクドソレイユの魅力だと思う。
サルティンバンコには大がかりな空間演出や斬新なパフォーマンスはないけれど、伝統的なサーカスの芸をシルクドソレイユ独特の表現で魅せているなあと感じました。ジャグリング、空中ブランコ、自転車などお決まりのサーカス芸でも、次に何をするのか予想がつかなくてワクワクした。
どの演技もよかったけど、一番すごかったのはひとつの空中ブランコの上で女の人2人がするパフォーマンス。途中命綱なしでやってて、落ちたらどうしようってすっごくドキドキした。友達とキャーキャー悲鳴をあげながら見てました。あとは、観客の中から選ばれた人が一緒に舞台に立って即興でやるパントマイムのショーがすごく面白かった!!さすがにこっちの人はみんなノリがよくて芸達者です。
2時間半あっという間に過ぎてしまいました。絶対おススメです♪
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