2008年10月30日木曜日

Field Trip

先週の金曜日はITのクラスのField TripでPolynesian Culture Centerに行きました。せっかくNorth Shoreまで行くんだからみんなで遊ぼう!ということで、朝9時に学校集合でField Tripの前にドライブ。クラスメートのMattが最近オープンカーを買ったので、大はしゃぎで出発!!


まずはH-3からKamehameha Highwayに乗ってOahu島の北東にあるMacadamia Nut Farm Outletへ。初めて来たけど、日本人観光客の団体さんがいたので観光コースのようです。美味しいコーヒーとマカデミア・ナッツが試食し放題でした。あと、生のマカデミア・ナッツの殻を割って食べてみたり、コーヒー豆の炒る前のものを食べてみたり、多少ワイルドな経験もできた。

そしてビーチへ!!ビーチではサッカーしたり、ボールで遊んだり、泳いだり、日々の勉強を忘れて散々遊びました。


ビーチの後はカフクでシュリンプ。台湾人の陽気なおっちゃんがやってるトラックで食べました。Volcano shrimpを頼んだらまるっきり海老チリだった。ボリュームたっぷりで美味しかったです。


ようやくポリネシアン・カルチャー・センターに到着。ポリネシアン・カルチャー・センターはオアフ島の北にあり、ポリネシア文化遺産の保護と隣接する大学への援助を目的としたテーマパークです。以前2回行ったけど、ダンスや音楽などポリネシアの伝統文化を昔のまま伝えていこうという趣旨の通りに、小規模で手作り感たっぷりなテーマパークです。施設は素朴だけど陽気なガイドさんやショーの出演者のおかげで、まる1日けっこう楽しめる。観光産業で一番大事なのは人だなあと改めて思った。あと、夜のショーがすごい!ポリネシアの7つの国のダンスが楽しめて、ファイヤーダンスは特に迫力があって楽しいです。
今日は授業の一環なので3時間くらいIT部門の人の話を聞いただけでした。伝統文化の保護を目的としてるのでアトラクションは基本的にスタッフによるパフォーマンスが中心で、テクノロジーを取り入れて変えていく気はないという話だったけど、テクノロジーを取り入れて見せ方を変えていくことは伝統文化を変えることとは違うので、PCCはもっと最新技術を使ったアトラクションを作ってもいいんじゃないかなと思う。というのも、もう20年くらい同じアトラクションを提供し続けているという話なので。いくらスタッフが陽気でも、昼のアトラクションはちょっと素朴すぎる。


Field Tripのまとめをしたあと、みんなでプレートを買って、海というか断崖で軽く夕飯。真っ青な海とハワイらしい緑の切り立った崖と赤く染まっていく雲がすごく綺麗でした。解散後、Mattの車に乗ってたメンバーはNorth Shoreでメキシカンを食べて、星空の下ドライブして帰りました。1日めっちゃ楽しかった♪今学期いろいろ大変だったけど、友達に助けられて楽しく生きています。

2008年10月27日月曜日

Tuesday


TIM606: Transportationのクラスで前の週に受けたテストの結果がものすごくひどかった。あまりのひどさに点数を見てがく然。学校しばらく休んでて…ていう言い訳もあるけど、本質的に教授の要求してることと自分の勉強してることがずれてる気がする。

1年間やってきて思うのは、アジア人の教授とアメリカ人の教授ではスタイルが全然違います。そして、それに合うかどうかでかなり成績が変わってくる。

前の学期は台湾人の女の教授の授業があって、その人のテストは全く日本式。とにかく教科書や授業でのノートを1語1句暗記する必要があって、生徒の意見は聞いてこない。そういうテストに慣れてないクラスメートはめっちゃ文句を言ってたけど、私は全然できた。

今学期のTransportationのクラスはブラジル人の先生で、その人のテストでは、授業の中で触れたセオリーやモデルを自分なりに理解して、自分の言葉で説明する必要がある。ときには生徒自身の考えを書かせることもあって、私にはすごく難しく感じたけど、テストが終わった後みんなはめっちゃ簡単だったって言ってて悔しかった。

それから、Paperについても、いちばん最初の学期にとった韓国人の先生は、何かを主張したいときにはその主張を裏付ける過去の文献を探してこなくてはいけないって言われた。えー?でもそれじゃ新しい考えなんてなかなか出てこなくて、学問がちっとも先に進まないんじゃ…って言ったら、「学問は少しずつ少しずつ積み重なってできあがっていくものなのよ」って言われて、面倒な世界だなと思ってしまいました。

でも今度のチャイニーズ・アメリカンの先生のPaperでは自分の意見を自由に書いてよくて、参考文献とかなくていいんですか?って聞いたら、「だってそれじゃ他の人のコピーになっちゃうじゃない」って言われて、ええーっ!前の先生と全く違う…ってちょっと戸惑った。でも、ほとんどの生徒はこういうスタイルの方が好きです。

自分にとっては基本的にアジア人の先生の方が何を求められているのかわかりやすい。でもアメリカ人の教授の授業の方が自分にないスキルを求められるのでたくさんのことが学べる気がします。とにかくあと1か月半めっちゃ頑張っていままでの遅れを取り戻そう!!

2008年10月26日日曜日

先週の日曜日


大学の後輩がハワイに遊びに来たのでダイアモンドヘッドに登りました。
手術してから初めての本格的な運動だったけど、結構体が動いたので安心した。久しぶりに汗がかけて楽しかったです。ちなみにダイアモンドヘッドは10月20日~11月20日までメンテナンスのために閉鎖中です。せっかく来てくれた後輩の子にトレイルが閉まる前に絶景が見せられて良かった。


そのあとまたLuLu’sでご飯を食べました。昼間のレストランだったらここが一番好き。開放的でのんびりしてるので。写真は“マウイのすごいサラダ”。エビがいっぱい入ってて美味しかったです。大学時代の思い出話でめっちゃ盛り上がった。楽しかったなあ、ゼミ。ほんとに。またみんなで飲みたいです。

そのあとワイキキでお買い物をして、アラモアナでもお買い物をして、海沿いをずっと歩いてワイキキまで帰ってきました。いろいろ話したけど、後輩もみんな頑張ってて、自分も病気を理由にしてのんびりしてる場合じゃないなあと、刺激を受けました。

夜は大学院の友達んちでPot Luck & Movie Party. 久しぶりにみんな揃って楽しかった。卒業まであと1年もないし、もっとみんなで遊びたいなあ♪

2008年10月11日土曜日

Fatty’s Chinese Kitchen

かなり体調が回復してきました。まだ運動はしてないけど、もうほとんど元の生活に戻っています。いまは休んでた間に溜まってしまった課題に追われています。来週は中間試験があるし、課題の提出もプレゼンテーションもあるので今週末はいっぱいいっぱい(>_<) 今日は料理する気がしなくて夜は外へ。

ワイキキで安くて美味しいお店を探すのは大変だけど、Fatty's Chinese Kitchenは安くて美味しくて、地元の人や観光客で密かに賑わっています。夕方6時頃行ったらめっちゃ並んだ。でも雰囲気はまったくハワイっぽくないです。田町の立ち飲み居酒屋を思い出させる。場所はInternational Market Placeのクヒオ通り側の出口、Denny’sの隣。ボリューム満点のプレートが$4.5~とワイキキの中心のお店にしてはかなり安い。そして美味しい。特に酢豚。カウンターもあって、ラーメンとかチャーハン、餃子がお店の中でも食べられます。いつもはプレートを頼んで家で食べるんだけど、今日はチャーシューメンを頼んでお店で食べてみました。


意外と薄味ですごく美味しい。でも常連ぽい人たちはみんなチャーハンを頼んでたのでチャーハンが美味しいのかも?お腹がすいてて料理する元気がない時にまた挑戦したいです♪ちなみにプレートはこんな感じです。

2008年10月9日木曜日

The Saturday Farmers’ Market KCC

先週の土曜の朝、Saturday Farmers’ Market KCCに行ってきました。毎週土曜日の朝7時半から11時、カピオラニ・コミュニティ・カレッジの駐車場でやってる朝市です。初めて行ってみたら予想以上の人にびっくりした。地元の人はもちろん、日本人の観光客の人もわざわざタクシーで来てたりして、ものすごい賑わっていました。

とりあえず行列ができてるお店を食べ歩くことに。

まずはククイ・ソーセージのホットドッグ。キムチとかパイナップルとか、いろんな味のソーセージがあって試食もOK。いろいろ試した結果、普通のマイルド・ソーセージ$3を頼みました。ソーセージがずっしり重くて美味しかった。

次はフライド・グリーン・トマトのフライド・トマトとオニオン$6。

さくさくに揚がったトマトとオニオンにレモン風味のマヨネーズのソースをつけて食べます。美味しかったけどトマトの揚げ物に$6は高いかも?オニオンは甘くて美味しかった。

ホットドッグもフライド・トマトも味が濃かったので今度はすっきり味の飲み物を求めてPACIFIKOOLというジンジャー・エールのお店へ。ショウガをしぼった本格的なジンジャー・エールでショウガが苦手な自分にはちょっときつかった。でもすごく人気みたいでもうすぐワイキキ・ショア・ホテルにお店ができるようです。あと、ロンガンという果物を初めて食べました。味はライチそっくり。でももっとハチミツっぽい甘さが強くてすごく美味しかった。野菜とかフルーツもドンキホーテより安くてずっと新鮮だったし、屋台の食べ物も安くて美味しそうなのが他にもいっぱいあったので、自転車に乗れるようになったらまた来たいな♡

2008年10月5日日曜日

Eta Sigma Delta

先週の金曜日、Eta Sigma DeltaというHonor societyの入会セレモニーに行ってきました。

Eta Sigma Deltaは、コースの半分を終了した時点でGPA 3.5以上、成績がトップ15%の生徒が入れるSocietyで、これに入れたことは自分がこの1年間頑張ってきた証拠なので、体が回復してこのセレモニーに行けてすごく嬉しかった。久しぶりにクラスメートに会えたのも嬉しかった。


食事と歓談のあと、何人かの教授がスピーチをして、最後に新しくメンバーになった生徒1人1人がキャンドルに火を灯す儀式があって会が終了。たくさんの教授がおめでとうって何回も言ってくれて、いつも勉強でいっぱいいっぱいだけどなんとか認められたんだなぁと思えて、すごく感慨深かったです。

あと、なんか変なTシャツをもらった。大切にしようと思います。

2008年10月2日木曜日

手術と入院

先週1週間入院していました。

体調が急変したのは9月22日の夜。友達とご飯を食べている途中、歩くのも辛いほどの腹痛に襲われ病院へ。そこでレントゲンを撮ると消化器官が完全にストップしていることがわかり、9月23日午前0時、再び救急病院へ搬送される。CTスキャンを撮るけど何も映らず、胃が動かないので鼻から胃に管を入れて中のものを吸い出す機械を乱暴に取り付けられ、痛さと不快さと不安で半分パニック状態。ただ痛み止めを打たれ泣くことしかできずにいると、先生が来て、このままだと原因がわからないので手術してお腹の中を見る必要があると告げられる。

手術…ここで?

手術なんかしたことないうえに腹の手術、しかもここはハワイ。
まったく予想してなかった展開にもう完全にパニック状態。幼稚園児のように泣きじゃくりながら、なんとか手術しないで済む方法はないのか、日本に帰ってからじゃダメなのか聞くけどダメだという。観念して、今度は手術の方法から危険性、先生の経験をしつこく聞く。過呼吸になるほど泣きながら、おぼつかない英語で何度も質問を繰り返す自分に丁寧に対応してくれる先生を信用して、手術することに。

午前7時、泣きすぎと痛み止めで何が何だかわからないまま全身麻酔が打たれて意識は闇の中へ。

午前11時、目が覚めるとそこは病室で体中に管がついていて、全身が痛いのに声が出なくて、何もわからなかった。その日は全身の痛みと薬と手術後の熱でずっと寝たり起きたりしていた。驚いたのは、起きた時からモルヒネのボタンが手に持たされていて、痛かったら自分でそれを押してモルヒネを投与していいと言われたこと。看護婦さんに、なるべく我慢した方がいいのか聞いたら、「取り過ぎて悪いものじゃないから痛かったらすぐ押していい」と言われた。ほんとか?夕方、大学院の友達が来てくれてけど、何もできずにひたすら泣きながらかすかにThank youと繰り返した。

入院2日目。朝ようやく先生が来て手術の結果を聞く。腸閉塞で小腸の一部を切除したらしい。少し意識がはっきりし始め、それにともなって痛みがもっと現実的になってきたころ、日本からママが来てくれた。本当にありがとう。

入院3~5日目。激痛を伴いながらもやっと消化器官が動き出す。腹痛と下痢との闘いの日々。5日目にご飯を食べる許可が出て、いきなり昼にとんかつ、夜にミートソーススパゲッティが出て、食べてみたらやっぱり消化できなくて大変なことに。 これは朝ごはん。

でも1日1日ほんの少しずつ回復していきました。 人間の回復力ってすごい。歩く練習も始りました。


退院の日。朝から退院する気満々で用意するけどなかなか先生が来ない。

会計係の人が来て、今回の手術と入院でかかった費用が総額600万円くらいだと告げられる。私の入っていた安い保険じゃその1/10もカバーしてくれないし、頼りにしていた日本の保険も基準が日本の医療費なので払われるのはやはり1/10程度。請求書の明細を見て、すっかり顔面蒼白。変な汗が出てきて、思わず、「こんなに払えない。保険もカバーしてくれない。」と言ったら「うん、わかった。じゃあFinancial assistanceの申込用紙持ってくるね。これで書類揃えて送れば40-70%免除になるから。」とあっさり言われた。そういうのがあるなら早く教えて…。入院してからずっと不安の種だったのでかなり心の負担が軽くなる。海外旅行保険の大切さを身をもって実感しました。

午後5時、ようやく先生が来て、「ごめんごめん。バイクレースに出てて遅くなっちゃった。」って笑顔で言われた。さすがアメリカ、というかハワイ。退院後の注意事項とか軽い説明を受けて晴れて退院。久しぶりに家に戻れて自分の痩せこけた顔にびっくりしたけど、やっぱり家がいちばん。急に元気になった気がしました。

今回のことでたくさんの人に心配かけてしまってすみません。でもいまは順調に回復中です!学校も来週から行けそうです。これから学校に戻ったら遅れを取り戻すのが大変だけど、健康に気をつけてマイペースに頑張ろうと思います。写真は手術してくれた先生と。